正念場の少年団

 こんにちは、ひろぴえろです!

 少年団を離れてみて最近感じる事があります。

 

 少年団などのホームページで「チームコンセプト」が書いてありますよね。

 

 信念とか理念で表示されてる事もありますが、大抵は何処も同じような内容になってる気がします。


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・勝敗にこだわらない

・試合には全員出場

・楽しいサッカー

・褒めて伸ばす

 

こんな感じでしょうかね。

 

 でも、実際入ってみると全然違う事ありませんか?

 

 勝ちにこだわらなくて、試合には全員均等に出れて、楽しいサッカーをして、褒めて伸ばしてくれる。

 

 ↑ 周りにありますか?こんな理想的な少年団。

 

 存在するとすれば、指導者がよほど優秀か、若しくはさっぱり勝てない弱小チームです。

 前者ならば子供は来ますが、後者なら今の時代に子供(保護者)は来てくれません。

 

すると大抵の少年団としては生き残る為に・・・↓↓

 

 ◎子供が集まらなくなるので、勝敗にこだわるサッカーになる。(ある程度の結果を求める)

 

 ◎勝敗にこだわるので、全員が均等に出場出来ない事や、全く出られない子供まで出てしまう。(コンセプトに矛盾)

 

 ◎出られない子供がいる為に、全員で楽しめない。(勝てればまだ良いが、むしろ負け試合の方が出られない子供が多くなる=相手が強い為)

 

 ◎そもそも出られない子供には、慰め程度しか褒めようがない。(さらに出られない子供の保護者が車当番だったりすると・・・)

 

 これが私が20年で感じたサッカー少年団の現状です。

 しかし、日本サッカー協会は登録人数の微減を煽るだけで、あとは都道府県のサッカー協会に丸投げ状態のように感じてます。

 

 都道府県の協会も育成の成果を上げたい為に、都道府県内の市区町村に負荷を掛ける。


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  大きな大会を段取りすれば仕事はそれで終わり。

 それを主に継続して運営するのは各市区町村とそこの少年団や街クラブなんです。

 

 ワールドカップで「得点力不足」なんて出ようものなら、「ストライカー育成プログラム」だったかな?そんなようなのもありましたよね。


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 こんな過酷なトップダウンを受け入れ続け、右往左往した少年団よりも、今ではJ下部やクラブチームへ入る家庭が増えてきました。

 指導者が元Jリーガーなどネームバリューが大きく影響するだけではなく、煩わしい当番などもなく保護者の負担は少ない事が要因です。

 

 段々入る子供も増加傾向になり、規模の大きな大会で結果を残すのも、J下部やクラブチームが目立つようになりましたよね。

 昨年の全日本U-12の決勝トーナメント16チーム中、10チームがJ下部で6チームがクラブチームでした。

(日本サッカー協会は、いずれは子供達全員をJ下部に、なんて考えてる?・・こんな風に勘繰ってしまう。Jリーグ百年構想の目的通りになってるし・・・)

Jリーグ百年構想Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E7%99%BE%E5%B9%B4%E6%A7%8B%E6%83%B3

 

 生涯スポーツを目的として発展してきたスポーツ少年団ですが正念場になって来てるのは私の周辺ばかりではないはずです。この10年で明らかに変化のスピードが速くなった気がします。

 

 このまま進めば少子化や保護者の負担も拍車を掛けて少年サッカーだけではなく、全てのカテゴリー(中学・高校の部活まで)で「クラブ」や「スクール」になり、塾や予備校と同様の括りとなる日も遠くないように感じます。

 

ここで一句

「10年後、そんなのあったね、少年団」

なんて事にならないように願う川柳でした。

 


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